日本で働く看護師は、派手すぎず怪我のリスクがないアクセサリーのみ装着可、もしくはアクセサリー自体禁止されているのが一般的です。それに相反するように、海外の医療ドラマには、ピアスやイヤリング、指輪などをごてごてとつけた看護師や医師が登場し、驚いた経験がある方もいるのではないでしょうか。
日本の医療現場で派手なメイクや華美なアクセサリーを着けると、患者から悪い印象を持たれたり、先輩から嫌味を言われるようなイメージが強いものです。新人看護師がおしゃれをすることで、先輩から目を付けられたといった事例もよく耳にします。
一方、アメリカの看護師は、髪の色もネイルも比較的自由な傾向にあるそうです。日本においても、中にはピアスについて注意されない職場もありますが、アメリカの場合は特に顕著です。ネックレスや指輪についても、自分で仕事の邪魔になるかどうか判断して着けているとのこと。仕事の邪魔になりそうなものは、自主的に外しているため、支障は出ていないようです。
オーストラリアで働く看護師も、自分の個性を表現できる服装やタトゥー、髪型で働いている傾向が強いです。どんな髪色で働くかも自由で、日本では考えられないアフロヘアや編み込みで働いている方もいます。海外の医療機関でも結婚指輪以外の指輪をつけてはいけないルールは存在します。にもかかわらず、手にびっしり指輪をつけて働くことが暗黙の了解で認められている方もいます。
まさにお国柄といえますが、それでもきちんと医療が成り立っているのなら、日本ももう少しおしゃれの規則を緩和してみても良いのではないかと思いました。